この機能の説明は、Solaris Express 10/04 での新しい説明です。
Solaris 10 OS で、次の Solaris Secure Shell の機能拡張が利用可能になりました。
Solaris Secure Shell は OpenSSH 3.5p1 に基づいています。また、Solaris 実装には、OpenSSH 3.8p1 より前のバージョンからの機能とバグ修正も含まれています。
Solaris Secure Shell で、Kerberos V を使用したユーザー認証とホスト認証での GSS-API の使用がサポートされるようになりました。
PAM サポート (パスワードの有効期限サポートなど) が改善されました。
/etc/ssh/sshd 構成ファイル内の X11Forwarding のデフォルト値が「yes」になりました。
ARCFOUR 暗号および AES128-CTR 暗号を使用できます。ARCFOUR は RC4 としても知られています。AES 暗号は、カウンタモードの AES です。
機能拡張の詳細については、「sshd デーモンと /etc/default/login」を参照してください。
Solaris 10 OS のセキュリティーの詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』を参照してください。