この機能は、Solaris 10 1/06 リリースで新しく追加されました。
Sun Update Connection サービスを利用すれば、最新の修正および機能のすべてにアクセスすることができるため、Solaris システムを常に最新の状態に保つことができます。1 つのローカルシステムの更新管理を行うか、複数のリモートシステムの更新管理を行うかを選択できます。Sun Update Connection サービスは、次のコンポーネントで構成されます。
Sun Update Manager。SunTM Update Manager のグラフィカルユーザーインタフェースおよび smpatch のコマンド行インタフェースを使用して、Solaris システムの更新をローカル環境で管理できます。Sun Update Connection, System Edition ソフトウェアには、Sun パッチマネージャーツールと同じ機能のほかに、新しい機能および拡張が追加されています。
Sun Update Connection。この Web アプリケーションは Sun のホストで運用されています。このアプリケーションを使用して、1 つまたは複数の Solaris システムの更新をリモート管理できます。
Sun Update Connection proxy。Sun から提供される更新は、このローカルキャッシュプロキシを経由して、ユーザーの企業のセキュリティードメイン内にあるこのプロキシのクライアントシステムに配布されます。
SunSolve Patch & Updates Portal。このポータルでは、ダウンロード用のパッチおよびパッチの README ファイルに手動でアクセスできます。
Sun Update Connection サービスを利用するには、使用しているシステムを登録する必要があります。登録処理は、システムを最初にブートしたときまたは Sun Update Manager に最初にアクセスしたときに開始されます。
サービスプランを利用しない Solaris ユーザーの場合も、Sun Update Connection サービスの一部を利用できます。利用できるサービスには、使用中の Solaris システムに適用可能なセキュリティー修正およびデバイスドライバ更新のすべてを管理する、Sun Update Manager の使用があります。
Sun Update Connection サービスのすべてを利用するには、http://www.sun.com/service/solaris10/ で説明されているサービスプランの 1 つを利用する必要があります。Sun Update Connection サービスのすべてを利用するユーザーは、すべてのパッチ、Sun Update Connection Web アプリケーション、および Sun Update Connection プロキシへアクセスすることができます。
Sun Update Connection, System Edition については、docs.sun.comSM の http://docs.sun.com/app/docs/coll/1320.2/ にある、次のマニュアルを参照してください。
『Sun Update Manager 1.0 管理ガイド』
『Sun Update Connection 1.0 管理ガイド』
『Sun Update Connection, System Edition 1.0 リリースノート』
Solaris ソフトウェアをインストールしたあとのシステムの登録についての詳細は、http://www.sun.com/bigadmin/hubs/connection/ で Sun Connection Information Hub を参照してください。