このボリューム管理機能は、Solaris 10 1/06 リリースおよび Solaris Express 11/05 リリースで新しく追加されました。
vold コマンドがホットプラグ対応になっています。この結果、リムーバブルメディアを挿入しただけで、vold によってメディアが自動的に検出およびマウントされるようになりました。vold を手動で再起動しなくても、すべてのリムーバブルメディアデバイスのファイルシステムが自動的に認識されてデバイスからマウントされます。
USB ではない古いフロッピーディスクデバイスを使用している場合は、volcheck コマンドを実行しないと vold がメディアを認識しないことがあります。メディアが検出されてもなんらかの理由でマウントされない場合は、次のコマンドを実行する必要があります。
# volrmmount -i rmdisk0 |
リムーバブルメディアデバイスをホットリムーブする場合は、その前にメディアを取り出してください。次に例を示します。
# eject rmdisk0 |
vold の使用方法については、『Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)』の第 1 章「リムーバブルメディアの管理 (概要)」を参照してください。