IIIMF (Internet Intranet Input Method Framework) が第 10 版から第 12 版にアップグレードされました。
このフレームワークは、次の新機能を提供します。
入力方式スイッチ - この機能は、入力方式のステータスを表示し、入力言語を切り替えます。入力方式スイッチは、Java Desktop System (Java DS) パネルに追加できます。入力方式スイッチを Java DS パネルに追加するには、「パネルに追加」、「ユーティリティ」、「入力方式スイッチ」の順に選択します。
iiim-properties - このユーティリティーは、さまざまな入力方式の設定をサポートします。次のいずれかの手順で iiim-properties ユーティリティーを起動します。
「起動」、「設定」、「デスクトップの設定」、「入力方式」の順に選択します。
入力方式スイッチの上でマウスボタン 3 をクリックし、「設定」を選択します。
CDE 環境では、CDE メインメニューから「ツール」、「入力方式の設定」を選択するか、コマンドプロンプトに iiim-properties と入力します。
各言語エンジンも、IIIMF 第 12 版に準拠するようにアップグレードされています。日本語の言語エンジン ATOK12 と Wnn6 は、それぞれ ATOK for Solaris と Wnn8 にアップグレードされています。ATOK for Solaris は ATOK17 と同等です。IIIMF には、新しい中国語入力方式 chewing も追加されています。