この機能は、Software Express パイロットプログラムと Solaris 9 4/04 で新しく追加されました。この機能は、Solaris 10 3/05 に組み込まれています。
カスタム JumpStart によるインストール方式を選択した場合は、Solaris オペレーティングシステムのインストール時に RAID-1 ボリューム (ミラー) を作成できます。ファイルシステムをミラー化し、2 つの物理ディスクにデータを複製することによってシステムを保護します。ミラーディスクの一方に障害が発生しても、もう一方のミラーディスクからシステムデータにアクセスできます。
JumpStart では、ミラーファイルシステムの作成用として、次のような新しいカスタムプロファイルキーワードとキーワード値が用意されています。
新しいキーワード値 filesys でミラーを作成します。そのあと、特定のスライスを単一スライスの連結としてミラーに接続できます。
新しいプロファイルキーワード metadb で、必要な状態データベースの複製を作成できます。
詳細については、『Solaris 10 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)』を参照してください。