Solaris 10 の概要

システム管理者のための Solaris 暗号化フレームワーク

この機能は、Software Express パイロットプログラムで新しく追加されました。この機能は、Solaris 10 3/05 に組み込まれています。

Solaris 暗号化フレームワークは、Solaris 環境のアプリケーションに暗号化サービスを提供します。システム管理者は、cryptoadm コマンドを使用して、適用できる暗号化アルゴリズムを制御します。cryptoadm コマンドを使用して、次の管理操作を行うことができます。

このフレームワークには、AES、DES/3DES、RC4、MD5、SHA-1、DSA、RSA、および Diffie-Hellman アルゴリズム用のプラグインが用意されています。これらのプラグインは、必要に応じて追加または削除できます。

encryptdecryptdigest、および mac コマンドはすべて、このフレームワークの暗号化アルゴリズムを使用します。

詳細は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の第 13 章「Solaris の暗号化フレームワーク (概要)」を参照してください。

また、次のマニュアルページも参照してください。