Unicode Version 3.2 のサポートは、Software Express パイロットプログラムで導入されました。Solaris Express 8/04 の Solaris Unicode ロケールは、Unicode Version 4.0 をサポートしています。この機能は Solaris 10 3/05 リリースに組み込まれています。
Unicode Version 4.0 では、Unicode Version 3.2 になかった 1226 文字が追加されました。さらに、このバージョンには、『The Unicode Standard 4.0』(ISBN 0-321-18578-1) に記載されている正式な変更点と参考情報としての変更点の両方が含まれています。この標準は、http://www.unicode.org/standard/standard.html でオンラインで参照できます。
また、UTF-8 文字表現も、よりセキュリティー保護された形式へと変更されました。この変更は、Unicode Version 3.1 ではじめて公開され、その後 Unicode Version 3.2 で変更された UTF-8 正誤表に基づいています。
さらに、この機能により、iconv コード変換と次に示す OS レベルのマルチバイト関数に、よりセキュリティー保護された UTF-8 文字表現とバイトシーケンスが実装されました。
詳細は、『国際化対応言語環境の利用ガイド』を参照してください。