この機能は、Software Express パイロットプログラムで新しく追加されました。この機能は、Solaris 10 3/05 に組み込まれています。
Solaris DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) サービスには、DHCP マネージャのグラフィカルツールとコマンド行ツールが組み込まれています。今回の Solaris リリースでは、dhcpconfig コマンドと dhtadm コマンドに新しいオプションが追加されました。
dhcpconfig コマンドの新しいオプションを使用することで、次の操作を行うことができます。
システムを起動するときに DHCP サービスを有効または無効にします
DHCP サーバーを再起動します
DHCP サーバーに dhcptab を読み取ることを要求します
DHCP サーバーパラメータを指定します
dhtadm コマンドの新しいサブオプションを指定すると、DHCP サーバーは dhcptab を読み取り、dhtadm コマンドによって適用された変更が反映されます。
このオプションが追加されたことにより、すべての DHCP 管理作業をコマンド行または DHCP マネージャから実行することができます。
詳細は、dhcpconfig(1M) および dhtadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
また、『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』も参照してください。