文書メディアには、「インストーラ」というポイント&クリックインタフェースが含まれており、このインストーラによりマニュアルコレクションをインストールできます。
このほかに、pkgadd などの標準ユーティリティを使用することもできます。「pkgadd を使用してマニュアルコレクションをインストールする」を参照してください。
マニュアルコレクションの全体のインストールか部分インストールを行う前に、以前にインストールしていたすべてのマニュアルコレクションをアンインストールする必要があります。インストールプロセスでは、既存のマニュアルコレクションはパーツ番号が同じ新しいコレクションには上書きされません。先に、既存のマニュアルコレクションをアンインストールする必要があります。
マニュアルパッケージは、pkgrm コマンドを使ってアンインストールすることができます。手順については、pkgrm(1M) のマニュアルページを参照してください。
インストーラを使ってマニュアルコレクションをインストールするには、次の手順に従います。
Solaris 10 文書メディアを適切なドライブに挿入します。
ボリュームマネージャがメディアを自動的にマウントします。
インストーラアイコンをダブルクリックし、画面の指示に従って操作を進めます。
「実行」を選択します。
コマンドラインが開き、エラーメッセージが あれば表示されます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。
役割には、承認と特権コマンドが含まれます。役割については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
「ようこそ」画面で「次へ」を選択したあと、「一般」か「カスタム」を選択して、「次へ」をクリックして操作を続けます。
「一般」を選択すると、メディア上のすべての HTML 形式のマニュアルコレクションを現在のロケールの言語に基づいてインストールします。カスタムインストールでは、現在のロケールの言語以外のコレクションなど、特定のコレクションや PDF 形式のコレクションをインストールできます。
「インストール開始」を選択します。
「Solaris 10 Documentation をインストール中」という GUI が表示されます。ステータスバーにインストールの進捗が表示されます。
インストールしたコレクションを表示するには、Mozilla[TM] などの HTML 3.2 対応の Web ブラウザを起動して、/var/opt/sun_docs/sundocs.html ファイルを開きます。