Solaris 10 マニュアルの概要

Procedureインストーラを使用してマニュアルコレクションをインストールする

文書メディアには、「インストーラ」というポイント&クリックインタフェースが含まれており、このインストーラによりマニュアルコレクションをインストールできます。

このほかに、pkgadd などの標準ユーティリティを使用することもできます。pkgadd を使用してマニュアルコレクションをインストールする」を参照してください。


注 –

マニュアルコレクションの全体のインストールか部分インストールを行う前に、以前にインストールしていたすべてのマニュアルコレクションをアンインストールする必要があります。インストールプロセスでは、既存のマニュアルコレクションはパーツ番号が同じ新しいコレクションには上書きされません。先に、既存のマニュアルコレクションをアンインストールする必要があります。

マニュアルパッケージは、pkgrm コマンドを使ってアンインストールすることができます。手順については、pkgrm(1M) のマニュアルページを参照してください。


インストーラを使ってマニュアルコレクションをインストールするには、次の手順に従います。

手順
  1. Solaris 10 文書メディアを適切なドライブに挿入します。

    ボリュームマネージャがメディアを自動的にマウントします。

  2. インストーラアイコンをダブルクリックし、画面の指示に従って操作を進めます。

  3. 「実行」を選択します。

    コマンドラインが開き、エラーメッセージが あれば表示されます。

  4. スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。

    役割には、承認と特権コマンドが含まれます。役割については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  5. 「ようこそ」画面で「次へ」を選択したあと、「一般」か「カスタム」を選択して、「次へ」をクリックして操作を続けます。

    「一般」を選択すると、メディア上のすべての HTML 形式のマニュアルコレクションを現在のロケールの言語に基づいてインストールします。カスタムインストールでは、現在のロケールの言語以外のコレクションなど、特定のコレクションや PDF 形式のコレクションをインストールできます。

    • 「一般」インストールでは、「インストール準備完了」の画面が表示されます。手順 6 へ進みます。

    • 一方、「カスタム」インストールでは、インストールしたいロケールを最初に選択し、「次へ」を選択します。

      1. インストールしたいコレクションを選択し、「次へ」を選択します。

        デフォルトディレクトリ /opt が表示されます。

      2. 「次へ」を選択します。

        選択したコンポーネントが表示されます。

      3. 選択したコンポーネントを確認して「次へ」を選択します。

        「インストール準備完了」の画面が表示されます。

  6. 「インストール開始」を選択します。

    「Solaris 10 Documentation をインストール中」という GUI が表示されます。ステータスバーにインストールの進捗が表示されます。

  7. インストールしたコレクションを表示するには、Mozilla[TM] などの HTML 3.2 対応の Web ブラウザを起動して、/var/opt/sun_docs/sundocs.html ファイルを開きます。