スーパーユーザーになります。
次のどちらかの方法で状態データベースの複製の状態をチェックします。
Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「状態データベースの複製 (State Database Replicas)」ノードを開いて、存在するすべての状態データベースの複製の状態を表示します。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
metadb コマンドを実行して、状態データベースの複製の状態を表示します。-i オプションを指定すると、すべての状態フラグについての説明が表示されます (次の例を参照)。metadb(1M) のマニュアルページを参照してください。
# metadb -i flags first blk block count a m p luo 16 8192 /dev/dsk/c0t0d0s7 a p luo 8208 8192 /dev/dsk/c0t0d0s7 a p luo 16400 8192 /dev/dsk/c0t0d0s7 a p luo 16 8192 /dev/dsk/c1t3d0s1 W p l 16 8192 /dev/dsk/c2t3d0s1 a p luo 16 8192 /dev/dsk/c1t1d0s3 a p luo 8208 8192 /dev/dsk/c1t1d0s3 a p luo 16400 8192 /dev/dsk/c1t1d0s3 r - replica does not have device relocation information o - replica active prior to last mddb configuration change u - replica is up to date l - locator for this replica was read successfully c - replica's location was in /etc/lvm/mddb.cf p - replica's location was patched in kernel m - replica is master, this is replica selected as input W - replica has device write errors a - replica is active, commits are occurring to this replica M - replica had problem with master blocks D - replica had problem with data blocks F - replica had format problems S - replica is too small to hold current data base R - replica had device read errors |
状態表示の後にすべてのフラグの説明が表示されます。デバイス名の前の文字はデバイスの状態を示します。大文字は障害状態を、小文字は「Okay」状態を示します。
Solaris ボリュームマネージャ構成を保守するために、状態データベースの複製を削除しなければならない場合があります。たとえば、ディスクドライブを交換する場合、ドライブを取り外す前に、状態データベースの複製を削除します。そうしないと、Solaris ボリュームマネージャからエラーが報告されます。
スーパーユーザーになります。
次のどちらかの方法で状態データベースの複製を削除します。
Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「状態データベースの複製 (State Database Replicas)」ノードを開いて、存在するすべての状態データベースの複製の状態を表示します。次に、削除する複製を選択してから「編集 (Edit)」、「削除 (Delete)」の順に選択して複製を削除します。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。
次の形式の metadb コマンドを実行します。
# metadb -d -f ctds-of-slice |
状態データベースの複製の削除を指定します。
複製が存在しなくても、強制的に操作を実行することを指定します。
複製が格納されているコンポーネント名を指定します。
削除したい状態データベースの複製が格納されているすべてのスライスを指定する必要があります。詳細は、metadb(1M) のマニュアルページを参照してください。
# metadb -d -f c0t0d0s7 |
この例では、スライスから最後の複製を削除します。
システム上にある最後の複製を強制的に削除するには、-f オプションを指定する必要があります。