Solaris ボリュームマネージャの管理

Procedureサブミラーを切り離すには

始める前に

「RAID-1 ボリュームの作成と保守」を確認します。

  1. root 権限を持っていることを確認します。すべてのデータについて、最新のバックアップがあることを確認します。

  2. metastat コマンドを使って、 作業するミラーが「Okay」状態であることを確認します。

  3. 次のどちらかの方法でサブミラーを切り離します。

    • Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」から「ボリューム (Volumes)」ノードを開きます。ミラーを選択します。次に、「アクション (Action)」、「プロパティ (Properties)」の順に選択して、「サブミラー (Submirror)」タブをクリックします。画面の指示に従います。詳細は、オンラインヘルプを参照してください。

    • metadetach コマンドを使ってミラーからサブミラーを切り離します。


      # metadetach mirror submirror
      

      詳細は、metadetach(1M) のマニュアルページを参照してください。


例 11–9 サブミラーを切り離す


# metastat
d5: mirror
    Submirror 0: d50
...
# metadetach d5 d50
d5: submirror d50 is detached

この例では、ミラー d5 にサブミラー d50 があります。metadetach コマンドを使って、サブミラーを切り離します。d50 のスライスは他の場所で再使用できます。ミラーからサブミラーを切り離すと、確認メッセージが表示されます。