Solaris ボリュームマネージャの管理

再同期の最適化

Solaris ボリュームマネージャは、システム障害後のリブート時や、オフラインのサブミラーがオンラインに戻ったときに、最適化されたミラーの再同期を実行します。メタディスクドライバがサブミラーの領域を追跡します。この機能によって、メタディスクドライバは障害発生後に同期が外れたサブミラー領域を識別できます。最適化された再同期は、同期が取れていない領域に対してのみ行われます。リブート時にどの順序でミラーを再同期するかを指定できます。サブミラーパス番号をゼロに設定すると、ミラーの再同期を省略できます。パス番号の変更に関連する作業については、例 11–16 を参照してください。


注意 – 注意 –

パス番号ゼロは、読み取り専用としてマウントされているミラーに対してのみ設定します。