Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

UDP チューニング可能パラメータ

udp_xmit_hiwat

備考欄

デフォルトの最大 UDP ソケットデータグラムサイズをバイト数で指定します。詳細は、udp_max_bufを参照してください。

デフォルト

57,344 バイト

範囲

1,024 から 1,073,741,824 バイト

動的か

はい

どのような場合に変更するか

このサイズは、アプリケーションで setsockopt(3XNET) SO_SNDBUF を使用してソケットごとに変更できます。一般には、デフォルト値を変更する必要はありません。

コミットレベル

変更の可能性あり

変更履歴

詳細は、udp_xmit_hiwat (Solaris 9 リリース)」を参照してください。

udp_recv_hiwat

備考欄

デフォルトの最大 UDP ソケット受信バッファーサイズをバイト数で指定します。詳細は、udp_max_bufを参照してください。

デフォルト

57,344 バイト

範囲

128 から 1,073,741,824 バイト

動的か

はい

どのような場合に変更するか

このサイズは、アプリケーションで setsockopt(3XNET) SO_RCVBUF を使用してソケットごとに変更できます。一般には、デフォルト値を変更する必要はありません。

コミットレベル

変更の可能性あり

変更履歴

詳細は、udp_recv_hiwat (Solaris 9 リリース)」を参照してください。

特別な注意を要する UDP パラメータ

次のパラメータの変更は非推奨です。

udp_max_buf

備考欄

UDP ソケット用の送信バッファーと受信バッファーのサイズを制御します。

デフォルト

2,097,152 バイト


範囲

65,536 から 1,073,741,824 バイト

動的か

はい

どのような場合に変更するか

この値は変更しないでください。このパラメータの値が大きすぎると、UDP ソケットアプリケーションがメモリーを過剰に使用するおそれがあります。

コミットレベル

変更の可能性あり

変更履歴

詳細は、udp_max_buf (Solaris 9 リリース)」を参照してください。