Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

swapfs_minfree

備考欄

システムの他の部分のために、解放しておくべき物理メモリーの容量を指定します。プロセスのスワップ空間としてメモリーを予約しようするときに、それによって使用可能なメモリーがこの値を下回るおそれがあるとシステムが判断する場合、この要求は拒否されます。この方法で予約されたページは、カーネルやユーザーレベルプロセスによってロックダウンされた割り当てに対してのみ使用できます。

データ型

符号なし long

デフォルト

2M バイトか物理メモリーの 1/8 (大きい方)

範囲

1 から物理メモリーのページ数

単位

ページ

動的か

いいえ

検査

なし

どのような場合に変更するか

システムに使用可能なメモリーがあるのにスワップ空間が得られないためにプロセスが失敗する場合

コミットレベル

変更の可能性あり