単一の TCP リスナーが持つことができる、不完全な (3 段階ハンドシェークがまだ終わっていない) 保留状態の TCP 接続のデフォルトの最大数を指定します。
TCP の 3 段階ハンドシェークについては、RFC 793 を参照してください。「tcp_conn_req_max_q」も参照してください。
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はい
きわめて多くの接続要求を受信することがある Web サーバーのようなアプリケーションでは、着信頻度に応じてこのデフォルト値を増やすことができます。
tcp_conn_req_max_q0 と、各ソケットについて保留状態にある接続の最大数との関係は、次のとおりです。
接続要求を受信すると、TCP はまず、受け付けられるのを待っている保留状態の TCP 接続 (3 段階ハンドシェークが終わっている) の数が、そのリスナーに対する最大数 (N) を超えていないかをチェックします。接続数が超えていると、その要求は拒否されます。超えていなければ、TCP は、不完全な保留状態の TCP 接続の数が、N と tcp_conn_req_max_q0 の合計を超えていないかをチェックします。超えていなければ、その要求は受け付けられます。超えていると、最も古い不完全な保留状態の TCP 要求がドロップされます。
変更の可能性あり
「xxx:ip_forwarding (Solaris 9 リリース)」を参照してください。