Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

ip_policy_mask

備考欄

IPQoS 処理を有効または無効 にします。有効または無効にするコールアウト位置は、次のとおりです。 転送送信、転送受信、ローカル送信、またはローカル受信。このパラメータは、次のようなビットマスクになっています。

使用しない 

使用しない 

使用しない 

使用しない 

転送送信 

転送受信 

ローカル送信 

ローカル受信 

どの位置でも 1 であれば、その特定のコールアウト位置で IPQoS 処理をマスク、すなわち無効にします。たとえば、 0x01 の値は、すべてのローカル受信パケットの IPQoS 処理を無効にします。

デフォルト

0 (すべてのコールアウト位置で IPQoS 処理が有効)

範囲

0 (0x00) から 15 (0x0F)。15 の場合、すべてのコールアウト位置の IPQoS 処理が無効

動的か

はい

どのような場合に変更するか

いずれかのコールアウト位置で IPQoS 処理を有効または無効にしたい場合

コミットレベル

変更の可能性あり