サーバーシステム上には、次のファイルシステムがあります。
ルート (/) と /usr ファイルシステム、およびスワップ空間
/export と /export/home ファイルシステム。クライアントシステムをサポートし、ユーザーにホームディレクトリを提供します
アプリケーションソフトウェアを格納する /opt ディレクトリまたはファイルシステム
サーバー上には、ほかのシステムをサポートするために次のソフトウェアも格納できます。
別のリリースが動作するディスクレスシステム用の Oracle Solaris OS サービス
GRUB を x86 プラットフォームで実装しているか、新しいブートアーキテクチャーを SPARC プラットフォームで実装している Solaris リリースを実行しているシステムが 1 つだけの OS クライアントサーバー構成では、深刻な互換性の問題が発生する可能性があります。このため、ディスクレスクライアントサポートを追加する前に、ディスクレスシステムをインストールまたはアップグレードして、サーバー OS と同じリリースにすることをお勧めします。
GRUB ベースのブートは、Solaris 10 1/06 リリースで x86 プラットフォームに導入されました。新しい SPARC ブートアーキテクチャーは、Solaris 10 10/08 リリースで導入されました。
サーバーとは異なるプラットフォームを使用するクライアント
ネットワークに接続されたシステムがリモートインストールを実行するのに必要な Oracle Solaris CD または DVD のイメージソフトウェアとブート用ソフトウェア
ネットワークに接続されたシステムがカスタム JumpStart インストールを行うのに必要な Oracle Solaris JumpStart ディレクトリ