サービスを無効にするには、次の手順に従います。サービスの状態変化はサービス設定リポジトリ内に記録されます。サービスがいったん無効になると、その無効な状態はリブート後も維持されます。サービスを実行中の状態に戻す唯一の方法は、そのサービスを有効にすることです。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
無効にするサービスに依存するサービスの有無を確認します。
必要とするサービスがこのサービスに依存していた場合、このサービスを無効にできません。
# svcs -D FMRI |
サービスを無効にします。
# svcadm disable FMRI |
最初のコマンドの出力結果から、rlogin サービスに依存するサービスは存在しないことがわかります。この例の 2 番目のコマンドは、rlogin サービスを無効にしています。3 番目のコマンドの結果から、rlogin サービスインスタンスの状態が無効になっていることがわかります。
# svcs -D network/login:rlogin # svcadm disable network/login:rlogin STATE STIME FMRI # svcs network/login:rlogin STATE STIME FMRI disabled 11:17:24 svc:/network/login:rlogin |