この節では、この Oracle Solaris リリースの新機能について説明します。新機能の完全な一覧や各 Oracle Solaris リリースの説明については、『Oracle Solaris 10 9/10 の新機能』を参照してください。
Solaris 10 11/06: Java Web Console サーバーは、サービス管理機能 (SMF) によってサービスとして管理されます。SMF の詳細は、第 18 章サービスの管理 (概要)を参照してください。
Solaris 10 6/06: Oracle Java Web Console では、Oracle Solaris ZFS Web ベース管理ツールを使用できます。このツールでは、コマンド行インタフェース (CLI) で実行できる管理タスクの大部分を実行できます。たとえば、パラメータを設定したり、さまざまなプールやファイルシステムを表示したり、それらを更新したりできます。
次に、このツールを使って実行できる主な手順の例を示します。
新規ストレージプールを作成する。
既存のプールに容量を追加する。
既存のプールを別のシステムに移動 (エクスポート) する。
以前にエクスポートしたストレージプールをインポートして、別のシステムで使用できるようにする。
ストレージプールに関する情報を表示する。
ファイルシステムを作成する。
zvol (仮想ボリューム) を作成する。
ファイルシステムまたは zvol ボリュームのスナップショットを取る。
ファイルシステムを以前のスナップショットにロールバックする。
Oracle Solaris ZFS Web ベース管理ツールの使用に関する詳細は、『Oracle Solaris ZFS 管理ガイド』を参照してください。
Java Enterprise System ソフトウェアには、Oracle Java Web Console 内で実行される管理アプリケーションがいくつか含まれています。