Solaris のシステム管理 (基本編)

Procedurex86: アクティブな GRUB メニューのデフォルトのブートエントリを設定する方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. アクティブな GRUB メニューのデフォルトのブートエントリを設定するには、次のように入力します。


    # bootadm set-menu menu-entry
    
    set-menu

    GRUB メニューを保守します。アクティブな GRUB メニューの場所は boot/grub/menu.lst です。x86 システムだけに適用されます。

    menu-entry

    デフォルトとして設定する GRUB メニューエントリを指定します。

  3. デフォルトのメニューエントリが変更されていることを確認するには、次のように入力します。


    # bootadm list-menu
    

    新しいデフォルトのメニューエントリが表示されるはずです。


例 13–2 GRUB のデフォルトのメニューエントリを切り替える

次の例は、デフォルトの GRUB メニューを、前の例に表示されているメニューエントリのいずれかに切り替える方法を示しています。選択したメニューエントリは、Linux (メニューエントリ 2) です。


# bootadm set-menu default=2

参照

各 GRUB 実装における menu.lst ファイルについては、「x86: サポートされる GRUB のバージョン」を参照してください。