スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
システム上の使用可能な BE のリストを表示するには、次のコマンドを入力します。
~# bootadm list-menu |
# lustatus |
lustatus コマンドは、SPARC システムでも使用できます。
lustatus コマンドの実行時に次のエラーが表示される場合は、インストールを新たに実行したときに Solaris Live Upgrade が使用されなかったことを示しています。BE が lustatus の出力で認識されるようにするには、最初にシステムで BE を新しく作成する必要があります。
# lustatus ERROR: No boot environments are configured on this system ERROR: cannot determine list of all boot environment names |
Solaris Live Upgrade を使用して UFS ルートファイルシステムを ZFS ルートファイルシステムに移行する方法の詳細は、『Oracle Solaris ZFS 管理ガイド』の「UFS ルートファイルシステムから ZFS ルートファイルシステムへの移行 (Oracle Solaris Live Upgrade)」を参照してください。
次の例では、lustatus コマンドの出力は 3 つの ZFS ブート可能データセットの状態を示しています。デフォルトのブート環境は be1 であるため、これを削除することはできません。
# lustatus Boot Environment Is Active Active Can Copy Name Complete Now On Reboot Delete Status -------------------------- -------- ------ --------- ------ ---------- s10s_nbu6wos yes no no yes - zfs2BE yes yes yes no - zfsbe3 no no no yes - # |
BE が作成され、ブート可能になっている場合は、Is Complete 列に「yes」が表示されます。BE が作成され、まだアクティブになっていない場合は、この列に「no」が表示されます。 BE をアクティブにするには、luactivate コマンドを使用します。そのあとで lustatus コマンドを実行して、BE が正常にアクティブ化されたことを確認します。
詳細は、lustatus(1M) および luactivate(1m) のマニュアルページを参照してください。