Solaris 10 10/08 リリース以降では、GRUB で以前使用されていた root コマンドが findroot コマンドに置き換わりました。findroot コマンドは、ブートデバイスに関係なく対象ディスクを見つけるための拡張機能を提供します。findroot コマンドは、ZFS ルートファイルシステムからのブートもサポートします。
次に、さまざまな GRUB 実装で findroot コマンドが使用するデバイス命名規則についての説明を示します。
Oracle Solaris Live Upgrade:
findroot (BE_x,0,a) |
x 変数はブート環境の名前です。
ZFS をサポートしているシステムの標準アップグレードおよび新規インストール:
findroot(pool_p,0,a) |
p 変数はルートプールの名前です。
UFS をサポートしているシステムの標準アップグレードおよび新規インストール:
findroot (rootfsN,0,a) |
N 変数は 0 から始まる整数です。