この手順では、システムがボリューム管理 (vold) を実行しているものとします。システムがボリューム管理を実行していない場合は、『Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)』の第 3 章「リムーバブルメディアへのアクセス (手順)」を参照してください。この章では、ボリューム管理を使用しないでリムーバブルメディアにアクセスする方法について説明しています。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
OS のインストールを CD、DVD、ネットワークのどこから行うかによって、次のいずれかの操作を実行します。
CD を使用するリリースを実行する場合は、CD を CD-ROM ドライブに挿入します。
Solaris 10 LANGUAGES CD を挿入すると、インストール GUI が自動的に起動します。手順 5 に進みます。
この Oracle Solaris リリースでは、ソフトウェアは DVD のみで配布されます。
DVD からインストールする場合は、DVD-ROM ドライブに DVD を挿入します。
ネットワークからインストールする場合は、インストールするソフトウェアのネットイメージを見つけます。
Oracle Solaris インストール GUI インストーラが見つかるまで、ディレクトリを変更します。
Oracle Solaris インストール GUI インストーラは、CD や DVD 上のさまざまなディレクトリにあります。
Oracle Solaris 10 SOFTWARE CD または DVD。
Oracle Solaris 10 Documentation DVD。
Oracle Solaris 10 LANGUAGES CD。この CD を挿入すると、Solaris インストール GUI が自動的に起動されます。
指示に従って、ソフトウェアをインストールします。
コマンド行から次のコマンドを入力します。
% ./installer [options] |
GUI を使用しないでインストーラを実行します。
対話式のテキストコンソールデバイスを使用しないで実行します。ソフトウェアをインストールするための UNIX スクリプトに installer コマンドを組み込んだときは、このオプションを -nodisplay オプションと合わせて使用します。
ファイルマネージャから、「インストール (Installer)」をダブルクリックします。
「インストール (Installer)」ウィンドウが表示され、続いて「installation GUI」ダイアログボックスが表示されます。
画面の指示に従ってソフトウェアをインストールします。
ソフトウェアの追加が終わったら、「終了 (Exit)」をクリックします。
インストール GUI が終了します。