Solaris 管理コンソールのユーザーツールを使ってユーザーを追加するには、次の手順を実行します。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
Solaris 管理コンソールを起動します。
# /usr/sadm/bin/smc & |
Solaris 管理コンソールの起動方法については、「スーパーユーザーまたは役割としてコンソールを起動する方法」または 「ネームサービス環境で Solaris 管理コンソールを起動する方法」を参照してください。
ナビゲーション区画の「管理ツール」アイコンの下にある「このコンピュータ」アイコンをクリックします。
カテゴリのリストが表示されます。
(省略可能) ネームサービス環境に適したツールボックスを選択します。
「システムの構成」アイコンをクリックします。
「ユーザー」アイコンをクリックし、スーパーユーザーのパスワードまたは役割のパスワードを入力します。
「ユーザー」アイコンをクリックします。
コンテキストヘルプを使用して、ユーザーをシステムに追加します。
「アクション」メニューから「ユーザーを追加」->「ウィザードを使用」を選択します。
次の手順に進むときは「次へ」をクリックしてください。
「ユーザー名」プロンプトで、ユーザー名またはログイン名を指定します。
たとえば、kryten と指定します。
(省略可能) 「正式名」プロンプトで、ユーザーのフルネームを指定します。
たとえば、kryten series 3000 と指定します。
(省略可能)「備考欄」プロンプトで、このユーザーの詳細な説明を入力します。
「ユーザー ID 番号」プロンプトで、ユーザー ID を入力します。
たとえば、1001 と入力します。
「ユーザーは最初のログイン時にこのパスワードを使用する必要があります」オプションを選択します。
「パスワード」プロンプトで、ユーザーのパスワードを入力します。
「パスワードを確認」プロンプトで、パスワードを確認します。
ユーザーの一次グループを選択します。
たとえば、mechanoids と指定します。
「サーバー」と「パス」の各プロンプトでデフォルトを受け入れることにより、ユーザーのホームディレクトリを作成します。
メールサーバーを指定します。
これまでに入力した情報を確認し、必要なら前に戻って情報を訂正します。
「完了」をクリックします。