Solaris のシステム管理 (上級編)

Procedure補助 (リモート) コンソールを有効にする方法

consadm デーモンは、consadm コマンドで補助コンソールを追加するまでポートの監視を開始しません。セキュリティー機能として、コンソールメッセージは、キャリア信号が失われるまでか、補助コンソールデバイスの選択が解除されるまでの間だけ出力変更されます。そのため、consadm コマンドを使うには、そのポートでキャリア信号が確立されている必要があります。

補助コンソールの有効化については、consadm(1m) のマニュアルページを参照してください。

  1. システムにスーパーユーザーとしてログインします。

  2. 補助コンソールを有効にします。


    # consadm -a devicename
    
  3. 現在の接続が補助コンソールであることを確認します。


    # consadm
    

例 15–3 補助 (リモート) コンソールを有効にする


# consadm -a /dev/term/a
# consadm
 /dev/term/a