Solaris のシステム管理 (上級編)

psrinfo コマンドオプションによるチップマルチスレッド化機能の識別

Oracle Solaris 10: psrinfo コマンドが変更され、仮想プロセッサの情報だけでなく、物理プロセッサの情報も返すようになりました。この拡張機能の追加によって、チップマルチスレッド化 (CMT) 機能を識別できるようになりました。新しい -p オプションは、システム内の物理プロセッサの合計数を報告します。psrinfo -pv コマンドを使用すると、システム内の全物理プロセッサのほか、各物理プロセッサに関連した仮想プロセッサも表示されます。psrinfo コマンドのデフォルト出力は、これまでどおりシステムの仮想プロセッサ情報を表示します。

詳細は、psrinfo(1M) のマニュアルページを参照してください。

この機能に関連する手順については、「システムの物理プロセッサタイプを表示する方法」を参照してください。