この節では、今回の リリースのフェーズ 1B の fsck メッセージについて説明します。
ファイルシステム内で重複フラグメントが見つかると、次のメッセージが表示されます。
fragment DUP I=inode-number |
i ノード inode-number には、同じ i ノードまたは別の i ノードがすでに取得したフラグメント番号 fragment-number が入っています。このエラー条件によって、フェーズ 2 で BAD/DUP エラーメッセージが生成されます。重複フラグメントを持つ i ノードは、このエラー条件とフェーズ 1 の DUP エラー条件を検査すれば判断できます。これは、fsck の実行時に生成される重複フラグメントレポートを使うと簡単になります。
重複ブロックが見つかると、ファイルシステムが再び走査され、以前にそのブロックを取得した i ノードが検索されます。