Solaris のシステム管理 (上級編)

システム資源管理の新機能

この節では、Oracle Solaris でシステム資源を管理するための新機能、または機能の変更について説明します。Oracle Solaris リリースの新機能と説明の完全な一覧については、『Oracle Solaris 10 9/10 の新機能』を参照してください。

製品名を表示する新しい prtconf オプション

Solaris 10 1/06: システムの製品名を表示するため、新しい -b オプションが prtconf コマンドに追加されています。このオプションは uname -i コマンドに似ています。ただし、prtconf -b コマンドは、製品のマーケティング名を判別するために特別に設計されています

prtconf コマンドに -b オプションを使用することで表示されるファームウェアデバイスツリーのルートプロパティーは、次のようになります。

使用できる場合があるプラットフォーム固有の追加出力を表示するには、prtconf -vb コマンドを使用します。詳細は、prtconf(1M) のマニュアルページおよび 「システムの製品名を表示する方法」を参照してください。

psrinfo コマンドオプションによるチップマルチスレッド化機能の識別

Oracle Solaris 10: psrinfo コマンドが変更され、仮想プロセッサの情報だけでなく、物理プロセッサの情報も返すようになりました。この拡張機能の追加によって、チップマルチスレッド化 (CMT) 機能を識別できるようになりました。新しい -p オプションは、システム内の物理プロセッサの合計数を報告します。psrinfo -pv コマンドを使用すると、システム内の全物理プロセッサのほか、各物理プロセッサに関連した仮想プロセッサも表示されます。psrinfo コマンドのデフォルト出力は、これまでどおりシステムの仮想プロセッサ情報を表示します。

詳細は、psrinfo(1M) のマニュアルページを参照してください。

この機能に関連する手順については、「システムの物理プロセッサタイプを表示する方法」を参照してください。

新しい localeadm コマンド

Oracle Solaris 10: 新しい localeadm コマンドを使用すると、OS をインストールし直したり、パッケージを手動で追加および削除したりせずに、システム上のロケールを変更できます。このコマンドを使用してシステムに照会すると、どのロケールがインストールされているかを特定することもできます。localeadm コマンドを実行するには、ユーザーはスーパーユーザー特権を持っているか、役割によるアクセス制御 (RBAC) を通じて同等の役割になる必要があります。

詳細は、localeadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

詳細について、このマニュアルでは、第 5 章システム情報の表示と変更 (手順)を参照してください。

Oracle Solaris リリースの新機能と説明の完全な一覧については、『Oracle Solaris 10 9/10 の新機能』を参照してください。