一部のプロセスコマンドを使用して、プロセスに関する詳細な技術情報を表示したり、アクティブなプロセスを制御したりできます。表 12–3 に一部の /proc コマンドを示しています。
プロセスが無限ループに陥った場合や、実行時間が長すぎる場合は、プロセスを終了 (kill) できます。kill コマンドまたは pkill コマンドを使用してプロセスを終了する方法については、第 12 章システムプロセスの管理 (手順)を参照してください。
/proc ファイルシステムは、状態情報と制御機能のためのサブディレクトリを含むディレクトリ階層です。
/proc ファイルシステムは、xwatchpoint 機能も提供します。この機能は、プロセスのアドレス空間の個々のページの読み取り権または書き込み権を再マップするために使用されます。この機能は制限がなく、MT-safe です。
デバッグ用ツールは、/proc の xwatchpoint 機能を使用するように変更されています。つまり、xwatchpoint プロセス全体がより高速になっています。
dbx デバッグ用ツールを使用して xwatchpoint を設定する際の、次の制限はなくなりました。
SPARC レジスタウィンドウのため、スタック上のローカル変数に xwatchpoint を設定する。
マルチスレッド化されたプロセスに xwatchpoint を設定する。