Solaris のシステム管理 (上級編)

Procedure複数ユーザーに UFS 割り当て制限を設定する方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. 割り当て制限エディタを使用して、すでにプロトタイプユーザー用に設定した割り当て制限を、指定するその他のユーザーに適用します。


    # edquota -p prototype-user username ...
    
    prototype-user

    すでに割り当て制限を設定してあるアカウントのユーザー名です。

    username ...

    1 人以上の追加アカウントのユーザー名を指定します。複数のユーザー名を指定するには、スペースでユーザー名を区切ります。


例 7–3 複数ユーザーにプロトタイプ UFS 割り当て制限を設定する

次の例は、ユーザー bob に設定された割り当て制限をユーザー mary および john に適用する方法を示しています。


# edquota -p bob mary john