Solaris のシステム管理 (上級編)

拡張されたコアファイル名

グローバルコアファイルディレクトリが有効な場合、次の表に示す変数を使って コアファイルを相互に区別できます。

変数名 

変数の定義 

%d

実行ファイルのディレクトリ名。最大文字数は MAXPATHLEN

%f

実行ファイルの名前。最大文字数は MAXCOMLEN

%g

実効グループ ID 

%m

マシン名 (uname -m)

%n

システムノード名 (uname -n)

%p

プロセス ID 

%t

time(2) の 10 進数 

%u

実効ユーザー ID 

%z

プロセスが実行されているゾーン名 (zonename)

%%

リテラル % 

たとえば、グローバルコアファイルパスが次のように設定されている場合、

/var/core/core.%f.%p

PID 12345sendmail プロセスが異常終了すると、次の コアファイルが作成されます。

/var/core/core.sendmail.12345