Solaris のシステム管理 (上級編)

Procedure現在のクラッシュダンプ構成を表示する方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. 現在のクラッシュダンプ構成を表示します。


    # dumpadm
    Dump content: kernel pages
    Dump device: /dev/dsk/c0t3d0s1 (swap)
    Savecore directory: /var/crash/venus
     Savecore enabled: yes
      Saved compressed: on

    上記の出力例の意味は次のとおりです。

    • ダンプの内容は、カーネルメモリーページである

    • カーネルメモリーがスワップデバイス /dev/dsk/c0t3d0s1 にダンプされる。swap -l コマンドにより、すべてのスワップ領域を識別できる

    • システムクラッシュダンプファイルは /var/crash/venus ディレクトリに保存される

    • システムクラッシュダンプファイルの保存は有効に設定されている

    • クラッシュダンプを圧縮した形式で保存する