Solaris のシステム管理 (IP サービス)

ネットワークインタフェース名

各物理インタフェースは、一意のデバイス名によって識別されます。デバイス名の構文は、次のとおりです。


<driver-name><instance-number>

Oracle Solaris システム上のドライバ名には、ce hmebgee1000g などの数多くのドライバ名があります。instance-number 変数には、システムにインストールされているドライバタイプのインタフェースの数に応じて、0 から n までの値を指定できます。

たとえば、ホストシステムとサーバーシステムの両方で一次ネットワークインタフェースとして使用されることが多い 100BASE-TX Fast Ethernet インタフェースについて考えてみます。このインタフェースの一般的なドライバ名として、eriqfehme などがあります。Fast Ethernet インタフェースを一次ネットワークインタフェースとして使用する場合、eri0qfe0 などのデバイス名が使用されます。

erihme などの NIC にはインタフェースが 1 つしかありません。ただし、多くの種類の NIC には複数のインタフェースがあります。たとえば、Quad Fast Ethernet (qfe) カードには qfe0 から qfe3 まで 4 つのインタフェースがあります。