この手順では、IPv6 ネットワークを経由して、2 つの IPv4 ホスト間をつなげるトンネルを構成する方法について説明します。この手順を使用するのは、企業のネットワークが異機種混在の環境であり、IPv6 サブネットが IPv4 サブネットを分離している場合です。
トンネルのローカル (IPv4 ) 側のエンドポイントに Primary Administrator またはスーパーユーザーとしてログインします。
Primary Administrator 役割には、Primary Administrator プロファイルが含まれます。役割を作成してユーザーに役割を割り当てるには、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の第 2 章「Solaris 管理コンソールの操作 (手順)」を参照してください。
/etc/hostname.ip6.tun n ファイルを作成します。
n には 0、1、2 などの値を使用します。次に、次の手順に従って、エントリを追加します。
ローカルホストをリブートします。
トンネルの反対側のエンドポイントでも、この作業を繰り返します。
次に、IPv6 トンネル経由の IPv4 のエントリの例を示します。
tsrc 2001:db8:3c4d:114:a00:20ff:fe72:668c tdst 2001:db8:3c4d:103:a00:20ff:fe9b:a1c3 10.0.0.4 10.0.0.61 up |