Solaris のシステム管理 (IP サービス)

inetd インターネットサービスデーモン

inetd デーモンは、システムの起動時にインターネット標準サービスを起動したり、システムの実行中にサービスを再起動したりできます。SMF (サービス管理機能) は、標準インターネットサービスを変更したり、inetd デーモンに追加サービスを開始させるために使用します。

inetd が起動したサービスを管理するには、次の SMF コマンドを使用します。

svcadm

起動、停止、再開などのサービスの管理操作を行います。詳細は、svcadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

svcs

サービスのステータスを照会します。詳細は、svcs(1) のマニュアルページを参照してください。

inetadm

サービスのプロパティーの表示と変更を行います。詳細は、inetadm(1m) のマニュアルページを参照してください。

特定のサービスの inetadm プロファイルの proto フィールドの値は、サービスが実行されるトランスポート層プロトコルを示します。サービスが IPv4 専用の場合、proto フィールドには tcpudp、または sctp を指定します。