IP Filter Management の権利プロファイルを持つ役割またはスーパーユーザーになります。
IP Filter Management の権利プロファイルは、ユーザーが作成した役割に割り当てることができます。役割の作成と役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のいずれかの方法で規則をアクティブな規則セットに追加します。
ipf -f - コマンドを使用して、コマンド行で、規則セットに規則を追加します。
# echo "block in on dmfe1 proto tcp from 10.1.1.1/32 to any" | ipf -f - |
次のコマンドを実行します。
適当なファイルに規則セットを作成します。
作成しておいた規則をアクティブな規則セットに追加します。
# ipf -f filename |
filename の規則がアクティブな規則セットの最後に追加されます。Solaris IP フィルタは「最後に一致した規則を採用する」アルゴリズムを使用するため、quick キーワードを使用していないときは、追加した規則によってフィルタリングの優先順位が決まります。パケットが quick キーワードを含む規則に一致する場合は、その規則に対する処理が実行され、それ以降の規則はチェックされません。
次の例は、コマンド行から、アクティブなパケットフィルタリング規則セットに規則を追加する方法を示しています。
# ipfstat -io empty list for ipfilter(out) block in log quick from 10.0.0.0/8 to any # echo "block in on dmfe1 proto tcp from 10.1.1.1/32 to any" | ipf -f - # ipfstat -io empty list for ipfilter(out) block in log quick from 10.0.0.0/8 to any block in on dmfe1 proto tcp from 10.1.1.1/32 to any |