Solaris のシステム管理 (IP サービス)

ProcedureBOOTP リレーエージェントを構成する方法 (dhcpconfig -R )

始める前に

「DHCP サービスを実行するホストの選択」に記載されている要件に従って、BOOTP リレーエージェントとして使用するシステムを選択します。

  1. BOOTP リレーエージェントとして構成したいサーバーにログインします。

  2. スーパーユーザーになるか、DHCP 管理プロファイルに割り当てられている役割またはユーザー名になります。

    DHCP 管理プロファイルの詳細については、「DHCP コマンドへのユーザーアクセスの設定」を参照してください。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  3. 次の書式のコマンドを入力して BOOTP リレーエージェントを構成します。


    # /usr/sbin/dhcpconfig -R server-addresses
    

    要求を転送する DHCP サーバーの 1 つまたは複数の IP アドレスを指定します。複数のアドレスを指定する場合には、アドレス間をコンマで区切ります。

    たとえば、次のようなコマンドを入力します。


    /usr/sbin/dhcpconfig -R 192.168.1.18,192.168.42.132