ローカルホスト上で、ネットワーク管理者役割になるか、スーパーユーザーになります。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
snoop セッションをファイルに取り込みます。
# snoop -o filename |
次に例を示します。
# snoop -o /tmp/cap Using device /dev/eri (promiscuous mode) 30 snoop: 30 packets captured |
この例では、30 個のパケットが /tmp/cap というファイルに取り込まれています。ディスク容量が十分にあれば、ファイルはどのディレクトリにでも格納できます。取り込んだパケットの数はコマンド行に表示され、Ctrl-C を押せばいつでも終了できます。
snoop 自体によってホストマシン上にネットワーク負荷がかかるので、結果に誤差が生じる場合があります。実際の結果を表示するには、第 3 のシステムから snoop を実行します。
snoop 出力取り込みファイルを検査します。
# snoop -i filename |
次に、snoop -i コマンドから返される出力など、さまざまな取り込みの例を示します。
# snoop -i /tmp/cap 1 0.00000 fe80::a00:20ff:fee9:2d27 -> fe80::a00:20ff:fecd:4375 ICMPv6 Neighbor advertisement 2 0.16198 farhost.com -> myhost RLOGIN C port=985 3 0.00008 myhost -> farhost.com RLOGIN R port=985 10 0.91493 10.0.0.40 -> (broadcast) ARP C Who is 10.0.0.40, 10.0.0.40 ? 34 0.43690 nearserver.here.com -> 224.0.1.1 IP D=224.0.1.1 S=10.0.0.40 LEN=28, ID=47453, TO =0x0, TTL=1 35 0.00034 10.0.0.40 -> 224.0.1.1 IP D=224.0.1.1 S=10.0.0.40 LEN=28, ID=57376, TOS=0x0, TTL=47 |