Solaris のシステム管理 (IP サービス)

tswtclmt メータリングモジュール

tswtclmt メータリングモジュールは、時間ベースの「速度エスティメータ」を使用して、トラフィッククラスの平均帯域幅を見積もります。tswtclmt は必ず 3 つの結果 (outcome) を識別するメーターとして機能します。速度エスティメータは、フローの到着速度の見積もりを提供します。この速度は、一定期間すなわち「時間ウィンドウ」内の、トラフィックストリームの実行帯域幅の平均を見積もります。速度概算アルゴリズムは、RFC 2859 (A Time Sliding Window Three Colour Marker) に基づいています。

tswtclmt を構成するには、次のパラメータを使用します。

tswtclmt の技術的な詳細については、tswtclmt(7ipp) のマニュアルページを参照してください。tswtclmt に似た速度シェーパの一般的な情報については、 RFC 2963, A Rate Adaptive Shaper for Differentiated Services を参照してください。