どちらのクライアント構成ファイルも直接編集しないでください。これらのファイルの内容を作成または変更する場合は、ldapclient を使用してください。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の第 9 章「役割によるアクセス制御の使用 (手順)」を参照してください。
ldapclient を実行します (プロキシ値を定義します)。
# ldapclient init \ -a proxyDN=cn=proxyagent,ou=profile,dc=west,dc=example,dc=com \ -a domainName=west.example.com \ -a profileName=pit1 \ -a proxyPassword=test1234 192.168.0.1 System successfully configured |
使用するプロファイルが proxy 用に設定されている場合は、-a proxyDN と -a proxyPassword が必須です。サーバーに保存されているプロファイルにはこの資格情報が含まれていないため、クライアントを初期設定するときは資格情報を入力する必要があります。この方法は、プロキシの資格情報をサーバーに保存していた従来の方法に比べて安全性が高くなります。
プロキシ情報は、/var/ldap/ldap_client_cred の作成に使用されます。それ以外の情報は、/var/ldap/ldap_client_file に格納されます。