N2L サービスの実装に関連する用語を次に示します。
表 15–1 N2L の移行の関連用語
用語 |
説明 |
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N2L 構成ファイル |
/var/yp/NISLDAPmapping および /var/yp/ypserv ファイル。ypserv デーモンが N2L モードでマスターサーバーを起動するために使用する。詳細は、NISLDAPmapping(4) および ypserv(4) のマニュアルページを参照 |
マップ |
N2L サービスでは、「マップ」は、次の 2 とおりの意味で使用される。
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マッピング |
LDAP DIT エントリとの間の NIS エントリの変換プロセス |
マッピングファイル |
NISLDAPmapping ファイル。NIS と LDAP のファイル間のエントリのマッピング方法を確立する |
標準マップ |
通常使用される NIS マップ。マッピングファイルへの手動修正が不要で、N2L サービスによってサポートされる。サポートされる標準マップのリストは、「サポートされる標準マッピング」を参照 |
非標準マップ |
標準の NIS マップであるが、RFC 2307 やその後継で指定されたマッピング以外の、NIS と LDAP DIT 間のマッピングを使用するようにカスタマイズされたマップ |
カスタムマップ |
標準のマップではないマップ。したがって、NIS から LDAP への移行時にはマッピングファイルの手動修正が必要 |
LDAP クライアント |
従来の LDAP クライアント。LDAP サーバーとの間で読み書きを行う。従来の LDAP クライアントは、任意の LDAP サーバーに対して読み取りおよび書き込みを行うシステム。Solaris LDAP ネームサービスクライアントは、カスタマイズされたネーム情報のサブセットを処理する |
LDAP ネームサービスクライアント |
Solaris LDAP クライアント。カスタマイズされたネーム情報のサブセットを処理する |
N2L サーバー |
N2L サービスを使用して、N2L サーバーとして再構成された NIS マスターサーバー。再構成には、NIS デーモンの置き換えと新しい構成ファイルの追加が含まれる。 |