Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)

DNS BIND

Solaris 10 リリースには、BIND 8.4.2 が同梱されています。このバージョンの BIND は、Solaris ソフトウェアでの IPv6 ネットワークに対する完全な DNS クライアントサーバーのソリューションを提供します。このマニュアルでは、DNS BIND の手順に関する変更はありません。

BIND 9 も Solaris 10 リリースでサポートされ、/usr/sfw ディレクトリにインストールされます。移行に関するマニュアルは /usr/sfw/doc/bind ディレクトリにあります。移行のマニュアルで規定されている点以外は、パート II「DNS の設定と管理」の情報と手順が BIND 9 にも適用されます。