Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

LDAP パスワード

Solaris の LDAP ネーミングサービスは、パスワード情報とシャドウ情報を LDAP ディレクトリツリーの ou=people コンテナに格納します。Solaris LDAP ネーミングサービスクライアントでユーザーのパスワードを変更するには、passwd -r ldap コマンドを使用します。LDAP ネーミングサービスは、パスワードを LDAP リポジトリに格納します。

パスワードポリシーは、Sun Java System Directory Server 上で適用されます。つまり、クライアントの pam_ldap モジュールは、Sun Java System Directory Server で適用されているパスワードポリシー制御に従います。詳細は、『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)』「LDAP ネームサービスのセキュリティーモデル」を参照してください。