Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

Procedure役割を監査する方法

役割が行う動作を監査することができます。監査記録に含まれるのは、役割を引き受けたユーザーのログイン名、役割名、および役割が行った動作です。6180:AUE_prof_cmd:profile command:ua,as 監査イベントによって、情報が収集されます。as クラスまたは ua クラスを事前に選択することにより、役割の動作を監査することができます。

  1. 監査を計画し、構成ファイルを編集します。

    詳細については、「Solaris 監査 (作業マップ)」を参照してください。

  2. audit_control ファイルの flags 行に ua クラスまたは as クラスを含めます。


    ## audit_control file
    flags:lo,as
    naflags:lo
    plugin:name=audit_binfile.so; p_dir=/var/audit

    ua クラスおよび as クラスには、ほかの監査イベントが含まれます。クラスに含まれる監査イベントについては、audit_event ファイルを参照してください。bsmrecord コマンドを使用することもできます (例 30–27 参照)。

  3. 監査サービスの構成が終了したら、監査を有効にします。

    詳細については、「監査サービスの構成と有効化 (手順)」を参照してください。