Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

ホスト名のレルムへのマッピング

ホスト名のレルム名へのマッピングは、krb5.conf ファイルの domain_realm セクションに定義します。これらのマッピングは、必要に応じてドメイン全体およびホスト単位に定義できます。

DNS は、KDC に関する情報の検索にも使用できます。DNS を使用すると、変更を行うたびに全クライアントについて krb5.conf ファイルを編集する必要がないため、情報を変更しやすくなります。詳細は、krb5.conf(4) のマニュアルページを参照してください。

Solaris Express Developer Edition 1/08 および Solaris 10 5/08 リリースの時点で、Solaris Kerberos クライアントは Active Directory サーバーとより適切に相互運用できるようになりました。Active Directory サーバーは、ホストのマッピングにレルムを提供するように構成できます。