Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

ProcedureSEAM ツールを起動する方法

  1. gkadmin コマンドを使用して SEAM ツールを起動します。


    $ /usr/sbin/gkadmin
    

    「SEAM Administration Login」ウィンドウが表示されます。

    「SEAM Administration Login」というタイトルのダイアログボックスに、「Principal Name」、「Password」、「Realm」、「Master KDC」の 4 フィールドが表示されています。「了解 (OK)」および「Start Over」ボタンが表示されています。
  2. デフォルト値を使用しない場合は、新しいデフォルト値を指定します。

    ウィンドウには、デフォルト値が自動的に表示されています。デフォルトの主体名は、USER 環境変数の現在の ID に /admin が付加されて作成されます (username/admin)。デフォルトの「Realm」フィールドおよび「Master KDC」フィールドは、/etc/krb5/krb5.conf ファイルから選択されます。デフォルト値を再度取得する場合は、「Start Over」をクリックします。


    注 –

    各「Principal Name」が実行できる管理操作は、Kerberos ACL ファイルの /etc/krb5/kadm5.acl で規定されます。権限の制限については、「Kerberos 管理権限を制限して SEAM ツールを使用する」を参照してください。


  3. 指定した主体名のパスワードを入力します。

  4. 「了解 (OK)」をクリックします。

    ウィンドウが表示され、すべての主体が示されます。