メンテナンスのために、監査イベントが監査されないようにする必要が生じることがあります。
イベントのクラスを no クラスに変更します。
たとえば、イベント 26 および 27 は pm クラスに属しています。
## audit_event file ... 25:AUE_VFORK:vfork(2):ps 26:AUE_SETGROUPS:setgroups(2):pm 27:AUE_SETPGRP:setpgrp(2):pm 28:AUE_SWAPON:swapon(2):no ... |
これらのイベントを no クラスに変更します。
## audit_event file ... 25:AUE_VFORK:vfork(2):ps 26:AUE_SETGROUPS:setgroups(2):no 27:AUE_SETPGRP:setpgrp(2):no 28:AUE_SWAPON:swapon(2):no ... |
pm クラスが現在監査中である場合でも、既存のセッションはイベント 26 および 27 を監査します。これらのイベントの監査を停止するには、ユーザーの事前選択マスクを更新する必要があります。
audit_event ファイルではイベントをコメントにしないでください。このファイルは、praudit コマンドがバイナリ監査ファイルを読み取るときに使用します。また、このファイルに一覧表示されたイベントが、保管された監査ファイルに含まれることがあります。
ユーザーの事前選択マスクを更新するには、「ユーザーの事前選択マスクを変更する方法」の手順に従います。