Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

return トークン

return トークンには、システムコールの戻り状態 (u_error) とプロセスの戻り値 (u_rval1) が含まれています。

return トークンには次の 3 つのフィールドがあります。

return トークンは、必ずシステムコールに関してカーネルによって生成される監査レコードの一部として返されます。アプリケーションの監査中、このトークンは終了状態とその他の戻り値を返します。

praudit では、システムコールの return トークンは次のように表示されます。


return,failure: Operation now in progress,-1

praudit -x コマンドでは、return トークンのフィールドは次のように表示されます。


<return errval="failure: Operation now in progress" retval="-1/">