Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

socket トークン

socket トークンには、インターネットソケットを記述する情報が含まれています。いくつかのインスタンスで、トークンには次の 4 つのフィールドがあります。

praudit コマンドでは、socket トークンのインスタンスは次のように表示されます。


socket,0x0002,0x83b1,localhost

ほとんどのインスタンスで、トークンには次の 8 つのフィールドがあります。

Solaris 8 リリースから、IPv4 形式、IPv6 形式のいずれかでインターネットアドレスを表示できるようになりました。IPv4 アドレスは 4 バイトを使用します。IPv6 アドレスは、1 バイトを使って種類を記述し、さらに 16 バイトを使ってアドレスを記述します。

praudit コマンドでは、socket トークンは次のように表示されます。


socket,0x0002,0x0002,0x83cf,example1,0x2383,server1.Subdomain.Domain.COM

praudit -x コマンドでは、socket トークンのフィールドは次のように表示されます。行は、表示の都合上、折り返して記載されています。


<socket sock_domain="0x0002" sock_type="0x0002" lport="0x83cf" 
laddr="example1" fport="0x2383" faddr="server1.Subdomain.Domain.COM"/>